2006-01-01から1年間の記事一覧

『Red fraction』MELL、I've sound(GENEON) アニメ「ブラックラグーン」の主題歌だそうだ。またもや本編観てないにも関わらず購入。 先日のセッションの際に、草壁氏が流していたのを聴いて、耳に残っていたので購入に踏み切った。 ジャケット見てI'veとい…

『犯罪不安社会 誰もが「不審者」?』浜井幸一、芹沢一也(光文社新書) ここ最近、メディアを騒がせた猟奇的な少年事件や、警察の検挙率の低下などを根拠にして、日本の「安全神話」は崩壊したと言われている。地域防犯体制の必要性や、法の厳罰化などが、…

『YS ORIGIN』(日本FALCOM) 毎度のことながら購入してインストールするところ止まり。 プレイは週末に……と言いたいところだが、週末は仕事が入っていたりして。とほほ。 という訳で、遊ぶのは年末まで持ち越すかもしれない。

『韓国の暴走 「反日・親北」をやめられない』呉善花(小学館文庫) 盧武鉉政権に入ってからさらに「反日・親北」路線に傾く韓国。なまじ隣国だけに対北朝鮮戦略上においての影響力も大きく、その動向をただ生温かく見守っている訳にもいかないのが、日本の…

『法医学ノート』古畑種基(中公文庫) 本書は1959年に中央公論社から刊行されたものを復刊し文庫に収録したものである。 さすがに、約50年前の刊行物なので、一部内容において問題のある表現や、今日の医学的見地とは異なる記述もあるが、きわめてわかり易…

『悪人列伝 中世篇』海音寺潮五郎(文春文庫) 時代は平安中期から室町初期までをカヴァーする。取り上げられる“悪人”は6名。藤原兼家、梶原景時、北条政子、北条高時、高師直、足利義満である。 そもそも、何をもって人を“悪人”と指弾するのか。 本書では、…

TRPGとはセッションに参加するメンバーそれぞれのイメージ=幻想を基盤にして遊ぶ。いわば共有イメージ=共同幻想を基盤とする遊戯だと思う。 GMが用意したシナリオに基づいた幻想の舞台上で、各プレイヤーがPCという幻想の登場人物を操る。つまり、それぞれ…

『評伝シャア・アズナブル―《赤い彗星》の軌跡―』皆川ゆか(講談社) 本書は既刊の同じく講談社から出版された『機動戦士ガンダム公式百科事典』と同じスタイルを踏襲して、宇宙世紀100年の史家が英雄シャア・アズナブルの人生を辿って記した評伝の形式を取っ…

『朽ちていった命―被曝治療83日間の記録』NHK「東海村臨界事故」取材班(新潮文庫) 本書は99年9月、茨城県東海村で起きたウラン燃料の臨界事故によって被曝した作業員の治療過程を記したドキュメントである。 この事故は、国内初にして最大の原子力事故であ…

『乱世の英雄』海音寺潮五郎(文春文庫) 史伝随筆集。 あとがきにて荻生徂徠の「いり豆をかじりつつ古今の英雄豪傑を罵倒するのは人生最上の快事である」との言を引用しているが、その快事を愉しむには資格が要る。 史上に名を残した傑物たちの生涯の軌跡を…

『ブラック・ラグーン1〜6』広江礼威(サンデーGXコミックス) 某重工メーカ社員の岡島緑郎は、出張先の東シナ海海上で海賊に誘拐される。海賊ことイリーガルな運び屋“ラグーン商会”は、彼の持っていたディスクが目当てだった。ディスクには、傾いた会社の命…

『悪人列伝 古代篇(新装版)』海音寺潮五郎(文春文庫) 歴史小説というと、時代考証の綿密さを下敷きにした独自の史観によって司馬遼太郎の名がよく挙がるが、海音寺潮五郎もまたその考証、考察力は広く、そして深い。 活躍した時代がより古いため、史伝と…

サークル活動というものは、参加するメンバーの節制によって成り立つ。 もともとサークル=円環のとおり、サークル活動には普通の組織と異なり、明確な序列や指揮系統といった秩序が存在しない。いや、存在できない。 だからサークルに参画する求心力が弱く…

『ドキュメント弁護士 方と現実のはざまで』読売新聞社会部(中公新書) ようやく見つけた。法曹三部作の初作。もっとも読むのは一番最後になってしまったが。 弁護士とは、法曹三者のなかで、おそらくもっとも一般市民に近い存在だろう。 個人主義が台頭し…

『Roman 5th story』Sound Horizon(KING RECORDS) 第二期初のアルバム。素晴らしい。 正しく第五の地平線。これまでのサンホラ作品の集大成と呼ぶに相応しい、極上の出来である。 歌詞の中に織り込まれた深みある物語り。 延々と繰り返される悲劇と喜劇。…

代表としてTRPGサークルを運営するのも、なかなかに難しい。 ふと思い返してみれば、89年に中学校の同級生仲間から始めて、いま残っているのは自分だけである。昨年夏に、開始当初からの友人とある事情で訣別し、代表の任を引き継いだ。 それから一年と3ヶ月…

『マスターピース ゼータ・ガンダム』小松原博之、古賀学(ソフトバンククリエイティブ) U.C.0106にリーア州(サイド6)で発行された巨大兵器専門書籍、といった体裁を取った模型書籍。題材はゼータガンダム。 リアリティに溢れる撮影セット、手法によって…

『ヒラリーとライス アメリカを動かす女たちの素顔』岸本裕紀子(PHP新書) つい先日、アメリカ中間選挙にて野党である民主党が上下院ともに過半数の議席を獲得した。与党である共和党率いるブッシュ大統領の任期はあと2年残っているが、この状況ではその政…

『アルシャードガイアRPGルールブック』井上純弌、菊池たけし/F.E.A.R.(ファミ通文庫) 週末に助っ人として呼ばれたセッションで使うことになる、らしい。ので、勢いで購入した。 ざらっと目を通したが、旧「アルシャード」とさほどは変わっていないようだ…

『ドキュメント裁判官 人が人をどう裁くのか』読売新聞社会部(中公新書) という訳で、探し出してみた。読売新聞社会部著の“司法三部作”の中巻に当たるのが本書である。 「判決と国民感情に隔たりがある」「裁判に信頼が置けない」という市井の声や、現職裁…

『ドキュメント検察官 揺れ動く「正義」』読売新聞社会部(中公新書) 犯罪を捜査し、法と証拠に基づいて起訴し、裁判で真実を追究する検察官。時折、東京地検特捜部による立ち入り調査などの報道で、その活動を見聞するが、その実像についてはあまり知られ…

『ヨイコノミライ 完全版』きづきあきら(小学館コミック) 『人格障害かもしれない―どうして普通にできないんだろう』磯部潮(光文社新書) 「マンガを描かない高校漫研」の部長に祭り上げられた井之上は創作を志して、部員たちを説得して部誌の発刊を試み…

国立歴史民俗博物館 久しぶりに行ってきた。今回の主目的は、企画展示の「歴史のなかの鉄炮伝来−種子島から戊辰戦争まで−」。 最近、定説である種子島への鉄砲伝来(1543)以前にも、様々な経路から鉄砲が伝来していたのではないかという説が出回っている。…

『MSイグルー 一年戦争秘録/黙示録0079』 先日、ウチのサークルで試しに導入してみた「GUNDAM SENTINEL RPG OE」(以下、ガンセネ略)だが、予想に反して、プレイヤー諸氏に驚くほど受け容れられてしまった。 そのためここ最近、データの見直しを行ったり、…

『搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た!』阿部真大(集英社新書) 著者が大学を休学し、一年間に渡りバイク便ライダーの仕事に従事した体験を元に、ワーカーホリック状態に陥っている同年代の同僚ライダーたちを観察、分析した論考。 本書ではここ最…

『Emphatic -REVELLION-』(戯画) Windows対応ロゲー『BALDRBULLET -REVELLION-』の主題歌のマキシシングル。 ゲーム内未公開のフルヴァージョンも収録されている。やはり、こっちの方が良い。 本ゲーム、シナリオパート上の随所に散りばめられた設定は、非…

『ACECOMBAT ZERO ORIGINAL SOUNDTRACK』(KING RECORDS) 先日久しぶりにプレイし直して、「ZERO」が聞きたくなったので購入。 かつて背中を任せた僚機が、最強の敵として立ち塞がる。 バックに流れるこのフラメンコが熱く、最高に良い。

『幻奏戦記ルリルラ ノインシュタルト』和栗あきら(Hobby Japan) 旧ルールを改変した最新版。ずいぶんとルールが整備されたが、反面複雑化した感がある。 キャラクター作成時のランダム性を排除して、ポイント配布制に変えたので、キャラクターごとの性能…

『少年は剣を…』Sound Horizon(TEAM ENTERTAINMENT INC.) 第二期初のマキシシングル。 裏面イラストには、クロニカと思われる黒い装束の少女の姿が……とか、思ってライナーノーツを開く。うぉ、最後に5thアルバム『ROMAN』の予告が! 今回収録されている3曲…

『クトゥルフ神話TRPG』サンディ・ピーターセン/中山てい子(エンターブレイン) 先日、十数年ぶりに本システムをプレイする機会に恵まれた。そのセッションが楽しかったことと、もともと興味を持っていたので、ようやく購入に踏み切った次第である。 しかし…