本日の博物館

東京国立博物館 書聖王羲之―書を芸術にした男― 平日にゆっくりと行きたいところだが、とても有給休暇を取る余裕がないので行ってきた。 館内はそこそこの混み具合。いつもの企画展示の通り、入り口付近だけは異常に混んでいる。しかし、中盤になると途端に空…

国立西洋美術館 ユベール・ロベール―時間の庭― 代休が取れたので、行ってきた。 18世紀のフランスを代表する新古典主義の風景画家ユベール・ロベールの企画展である。 当時、ポンペイやヘルクラネウムの古代ローマ遺跡発掘が行われたこともあり、古代遺跡に…

佐野美術館 名物刀剣―宝物の日本刀― 本展示会には二回目の来訪となる。 週末、熱海で湯治することにしたので、そのついでに足を延ばして行ってきた。 目的は、前回は期間展示の都合で置いていなかった笹丸と姫鶴一文字を拝むことである。 昼間所用があって出…

佐野美術館 名物刀剣―宝物の日本刀― 展覧会初日に行ってきた。 前回、根津美術館で買った図録に収録されながら展示されていなかったのは、厳島神社所蔵の友成、豊国神社所蔵の骨喰藤四郎、愛宕神社所蔵の笹丸、上杉博物館所蔵の姫鶴一文字の四点である。 今…

根津美術館 特別展 名物刀剣―宝物の日本刀― 名物刀剣50点余が一堂に会する企画展示。会期ぎりぎりに何とか都合をつけて赴いた。 意外と混んでいる。お歳を召した方々を中心に歴女っぽいのも幾人か混じっているのに加え、何を血迷ったのか若いカップルも何組…

刀剣博物館 古刀新刀名作展―多彩なる色金の世界― HPのアクセス案内では京王線初台駅下車徒歩5分、とあったがかなり迷った。 上空では雲行きが怪しくなる中、物静かな住宅地を汗だくになりながらさ迷い歩き、ようやく建物を発見した。 さすがに平日、かつ展示…

村内美術館 せっかく八王子まで来たので近くにある村内美術館にも足を伸ばす。 村内ファニチャーアクセスという家具屋の敷地内にあるのだが、それもそのはず同社の会長が蒐集したコレクションを展示しているのである。 1800年代中葉にフランスで興ったバルビ…

東京富士美術館―ポーランドの至宝レンブラントと珠玉の王室コレクション ようやく夏期休暇が取れたので“レンブラントのモナリザ”初来日との触れ込みで広告を打っている企画展示に行ってきた。 でその“モナリザ”こと「額縁の中の少女」を拝んできた。確かに“…

国立西洋美術館―ルーヴル美術館展 特にこれといった目的があるわけではないのだが、良い機会なので観に行ってきた。 展示物はルネサンス期以降の近代絵画が中心である。いずれも著名な作品ばかりだ。まだ、開催されて間もないこともあってか、やや込んでいた…

東京都庭園美術館――世界を魅了したティファニー1837-2007 ひょんなことから足を運ぶこととなった。 東京都庭園美術館は、常設展示品となる所蔵品を持たない特殊な美術館である。 そもそもにおいて、建物自体が昭和初期に建築された元宮家の邸宅であり、都の…

国立科学博物館――中南米三大文明「インカ・マヤ・アステカ」展 何年ぶりだろうか。おそらく十数年ぶりに足を運んだ。 特別展の「インカ・マヤ・アステカ」展が24日で終了ということなので、終了間際で客足も遠のいているかと期待したが、甘かった。三連休と…

東京国立博物館――レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像 来日した“受胎告知”を拝みに行く。 公開から少し経ち連休後なので、空いているのでは無いかと期待していたが、休日だけにやや混雑していた。 やはり、実物を前にすると複製や図版を観るのとは違った感…

国立歴史民俗博物館 久しぶりに行ってきた。今回の主目的は、企画展示の「歴史のなかの鉄炮伝来−種子島から戊辰戦争まで−」。 最近、定説である種子島への鉄砲伝来(1543)以前にも、様々な経路から鉄砲が伝来していたのではないかという説が出回っている。…

東京国立博物館 特別展「若冲と江戸絵画展」が開かれていたが入場制限が掛かっているほど繁盛しているのでパス。通常展示のみ観覧する。 そして毎回恒例の刀剣展示に急行。 お、珍しいものが展示されている。「水龍剣」である。伝聖武天皇御物。元正倉院所蔵…

東京都美術館「ペルシャ文明展」 史上初の世界帝国を築いたアケメネス朝ペルシャを中心に、シルクロード経由で日本にも影響を及ぼしたササン朝までの各種遺物が展示されている。 目玉は、ペルシャの神獣である有翼ライオンの台座が付いた黄金のリュトン。200…

東京国立博物館――中宮寺 国宝菩薩半跏像 溜まりに溜まった代休が取れたので、上野の東京国立博物館に行ってくる。 時折しも中宮寺の菩薩半跏像が展示されているというので観てみる。かつて歴史の教科書では「弥勒菩薩像」として紹介されていたものだが、今で…

東京国立博物館――唐招提寺展 上野の東京国立博物館で行われている特別展だが、ついでに行ってきた。 実は主目的は、常設展示のローテーションで回ってきた所蔵品の展示である。 友人である春桜庵主人氏の情報によれば「獅子王」「童子切安綱」が展示されてい…