2005-01-01から1年間の記事一覧

『NHKにようこそ!』滝本竜彦(角川文庫) 今、社会問題にもなっている“ひきこもり”を題材にした小説。主人公がまさにひきこもり状態になって4年経過したある日から物語は始まる。 主人公、佐藤は突然に大学通学を止め、下宿しているアパートに閉じ篭り、以…

『WIZARDRY RPG 復刻版』佐脇洋平、高山浩(HOBBY BASE) 88年に発売されたBOX版の『WIZARDRY RPG』をムックで復刊したモノらしい。当初、サプリメントとして発行されていた『トレボー戦役』の「東部編」「西部編」シナリオソースも収録されている。 しかし…

『イース〜フェルガナの誓い〜』 一周目「Easy」でクリア。 追加要素のリングアーツや2段ジャンプなどによってずいぶんとアクション性が高くなって、アクションRPGとしては前作「VI」を上回る出来のゲームになっていると思う。 しかし、「III」では最初のボ…

『イース〜フェルガナの誓い〜』 ようやくプレイ開始。へたれゲーマーなので、難度は「Easy」に選択。 基本的なシステムは前作「VI」とほぼ同じなので、操作は良好。 シナリオの大筋は旧作である「III」と同じだが、イベントや後付設定などが追加されている…

『イース〜フェルガナの誓い〜』(日本FALCOM) 何とか入手。ひとまず今日はセットアップまで。 週末に一気呵成にプレイする予定。 特典としてザラザラ付いてきたサントラを聞いて我慢しよう。

『WILD ARMS the 4th Detonator ORIGINAL SCORE』(KING RECORDS) PS2用ゲーム「WILD ARMS the 4th Detonator」のサントラ。 もちろん本ゲームに惚れ込む原因である主題歌「空を見上げる君がいるから」のために購入したといっても過言ではない。 この歌の歌…

『GUNSLINGER GIRL(5)』相田裕(電撃コミック) 本巻の白眉は、第26〜27話のトリエラ対ピノッキオの再戦であろう。 ともに拾われた立場ゆえに、その拾った者への恩義、自分の存在理由を肯定するための戦い。任務の遂行こそが、存在する理由。任務を遂行する…

『働こうとしない人たち 拒絶性と自己愛性』矢崎洋(中公新書ラクレ) 最近注目されることの多い、「引き篭もり」や「ニート」と呼ばれる心理的な問題がネックで「働こうとしない人」の心理背景をセオドア・ミロンのパーソナリティ障害論を下敷きに分析しよ…

『犯罪精神医学入門 人はなぜ人を殺せるのか』福島章(中公新書) 01年、大阪教育大学付属池田小学校事件。68年、連続射殺魔事件。99年、池袋通り魔事件。99年、全日空機ハイジャック殺人事件。 本書で取り上げられている世間を騒がせた殺戮事件は、どれも記…

『Chronicle 2nd』(Sound Horizon) “虎の穴”で再販されたとのことなので、通販で購入。 本アルバムは“黒の予言書”と呼ばれる有史開闢から未来に至るまでの年代記、本来あり得ざる歴史の綴られた書物をテーマとして編まれている。 収録されている「聖戦と死…

『Colors of Life』Lia

前回の定例セッションが時間の都合でクローズできていなかったのでいきなりクライマックスからスタート。 前回の粗筋。プレイヤーキャラクターたちは、記憶を失った少女を保護する。彼女は獣じみた容貌の男たちに追われていた。情報収集の末、少女は街に本拠…

いよいよ新人さんを迎えてのセッションである。 で、感想としては、やはり“慣れ”に漬かりすぎていたようである。かなり反省。 GMとしての問題点も結構多い。 システムの説明が通して行えていない。 サイトで公開しているという甘えがあり、判定などの主幹部…

セッション準備

結局、メンバーからのアンケート回答は1件のみ。「現行キャンペーンに途中参加してもらう」案が採決された。 シナリオは、すでに絶版となっているログアウト冒険文庫『TRPG100のシナリオ』(細江ひろみ)の中から選んだ「悲しみの魔獣」をアレンジしたものを…

セッション準備

今週末、定例セッションを実施するのでGMの準備を行っている。 今回は当サークルサイトの掲示板にサークル参加希望を出していただいた新人さんが参加されるので、それなりに周到に準備している。 当初予定では、「WIZARDRY RPG OE」を使用しての現在展開中の…

『Elysion〜楽園への前奏曲〜』(Sound Horizon) 『Elysion〜楽園幻想物語組曲〜』(Sound Horizon) 幻想楽団「Sound Horizon」のアルバム。 ここは詩と歌、音楽によって独特の幻想的な世界観を表現しているサークルである。 もともと私自身が台詞回しやキ…

『WILD ARMS the 4th Detonator』 ぼちぼち進めている。ようやく「埋葬都市」編までクリア。 主人公ジュードの青臭さと熱血さ加減が、やっていて気持ち良い。 世界を蹂躙する大人の不条理とがむしゃらに戦ってもらいたいものだ。

『橋ものがたり』藤沢周平(新潮文庫) 橋、という場所をモチーフにした人々の出会いと別れを描いた世話物の短編十編を収録。どれも極上の味わいの傑作ぞろい。 各短編の登場人物たちの生活も収録されたエピソードの後も続く訳で、そこで作中に登場する“橋”…

『霧の果て 神谷玄次郎捕物控』藤沢周平(文春文庫) ここ最近、藤沢周平に嵌っている。この作者の書く時代小説は、長編の時代物、武家を主人公とした剣客系、庶民の生活の中のエピソードを切り抜いた世話物系、そして捕物系と分けられると思う。この中でも…

『エマ(5)』森薫(BEAM COMIX) エマとウィリアムが予期せぬ再会を果たし想いを確認しあった前巻のラストから一転して、本巻ではウィリアムの両親、リチャードとミセス・トロロープことオーレリアの若かりし頃、その出会いから始まる。 社交界という世界は非…

『WIZARDRY・外伝〜戦闘の監獄〜』(IRI) かなり前から購入予定ではあったが、ようやく入手。 さわりだけプレイしてみるも、#1「狂王の試練所」を髣髴とさせる作り。 しかし、#5以降の武装の射程ルールが採用されているので後列からの攻撃も可能。惜しむ楽…

『小説エマ(1)』久美沙織(ファミ通文庫) ちょうど原作のマンガ版の1巻と同じエピソードを収録。 マンガでは表現が難しい登場人物たちの心情表現が非常に丁寧に書き込まれている。おかげであのエピソードのあのシーンで、彼や彼女がこういうことを考えてい…

『蝉しぐれ』藤沢周平(文春文庫) おなじみの海坂藩を舞台とした、ひとりの少年藩士の成長の軌跡を描く長編小説。 最高に面白かった。時代小説の名手が描くジュブナイル小説がいかなるモノになるかというのをまざまざと見せ付けられた感じである。 幼馴染の…

『毒草を食べてみた』植松黎(文春新書) 冗談のようなタイトルだが、本書で紹介されている44種の毒草のうち幾つかを、著者は実際に口に入れているようで、その毒の及ぼす影響を冷静に記している。 毒草とは、意外と身近にあるもので、まさかあの花が、あの…

『WILD ARMS the 4th Detonator』(SCE) 主題歌の「空を見上げる君がいるから」の歌詞に惚れて購入。 しかし、当面はプレイする時間が取れそうに無い。 無理やり1時間程度プレイして、オープニングアニメを拝んで、主人公4人がパーティを組んだところまで進…

『The songs of Zemeth ―Ys VI Vocal Version』(日本Falcom) イース6のヴォーカルアレンジ・アルバム。 特典として同アルバムのインストゥルメンタル・ヴァージョンのCDと「ファルコムカタログ2005春」DVDが付いてくる。 カタログをPCに突っ込んで見てみる…

『AIR ORIGINAL SOUNDTRACK』(KEY) 今更ながら「AIR」のサントラ入手。久々に「鳥の詩」が聞きたかったため。 そういや劇場版アニメが製作されていたはずだが、公開されたのだろうか? 『機動戦士ガンダムMS大図鑑宇宙世紀ボックス』 1月中ごろに予約して…

『隠し剣孤影抄』藤沢周平(文春文庫) ひとえに磨きぬいた秘剣をテーマとした短編集。剣を研鑽したが故に各剣士たちが巻き込まれてゆく悲喜こもごのエピソードが語られる。 全編を通じて描かれるのは、舞台となった江戸時代の幕藩体制下の武士のしがらみで…

東京国立博物館――中宮寺 国宝菩薩半跏像 溜まりに溜まった代休が取れたので、上野の東京国立博物館に行ってくる。 時折しも中宮寺の菩薩半跏像が展示されているというので観てみる。かつて歴史の教科書では「弥勒菩薩像」として紹介されていたものだが、今で…

『The Lord of The Rings スペシャル・エクステンデット・エディション・トリコロジーBOXセット』(HERALD) ようやくゲット。各編未公開シーン込みの再編集版である。 当分はまとめて観る時間が無いが、いずれ折をみて観よう。 しかし、DVD12枚組。いったい…