Sequence Palladium 愛蔵版』
付属サウンドトラックの新曲N.E.D.E.を聴きながら、まずは人類編をさらっと攻略完了。
ひと通りの攻略は、旧版ですでに何周もこなしているので、今回は初回から隠し騎体であるナイト・オブ・キングダム(Type_K)とクエンチャー・スピリチュアルロード(Type_Q)を入手する方針で進めることにする。
やはり、両騎とも鬼のように強い。
それぞれに付随して支給される装備も優秀で、特にType_Kと一緒に支給される手裏剣は、長射程な上に背嚢装備なので、非常に使い勝手が良い。さすが、蒼きペディス王家秘蔵のアイテム(ん?)。これを使うだけで、シェリンガムなどの既存騎でもずいぶんと活躍できる。
しかしおかげで、序盤三つものパッシブミッションを落としている上に、第一部でトゥルーサイトストーン入手経路を辿ったために、パラスイートが4名(ラミ、ケスト、メル、チェルニー)未合流となる。さらに騎士数名と装備も幾つか欠けているので、二周目の神鎚編で回収かな。
なお、愛蔵版にあたって、ゲームそのものに対する追加要素は、なさそうである。残念だが、まあ贅沢は言うまい。
あらためて思うに、やはりこの初代が作品トータルの世界観としては一番完成している。続編「2」「3」の方がゲーム的にもストーリー的にも洗練されているが、何事も後付感が否めない。
端的な設定のみが随所に記され、多くを語らない本作には、想像の余地がある。その余地の空白こそが、私には好ましいのである。とどのつまり、シナリオのネタになる。
そのネタを活かすためにも、早いところ、こいつのTRPGシステム制作を再開しないと、いかんなー。