先日、出張先で昼飯を喰ったラーメン屋に『エリア88』の文庫版が置かれていたので、ついつい手にとってしまった。
そういや、だいぶ前に「ガンセネ」のセッション後の飲み会で“エリア88”みたいなシナリオのネタが出たなあ、と思い出す。
という訳で、無理やりにネタを混ぜてみた。
こういう設定だと、「心臓はビス止めで、血管にはヘリウム3が流れている」んだろうか?


GUNDAM SENTINEL RPG OE 0107
―Area88 of Mars War―


■背景設定
U.C.0100――地球連邦政府は地球圏の戦乱集結を宣言する。
それを受けて、宇宙開発計画の再開が決定され、フロンティアサイドの建設計画と火星の開発計画が発表された。
地球系第四惑星、火星。地球の1/10の質量に二酸化炭素を主成分とする希薄な大気をもつ、酸化鉄の赤い砂に覆われた惑星である。
旧世紀から行なわれてきた数々の調査によって、幾つもの有望な鉱脈が確認されており、あらたな宇宙開発の生産基地としての役割を期待されていた。
大規模な宇宙開発の再開によって、これまでの戦乱で疲弊していた地球圏の経済はにわかに活気を取り戻していった。
U.C.0107――火星開発計画が発足して、7年が経過した。集中して投入された大資本と多くの労働力によって、火星開発は軌道に乗ることができた。
だが、その豊かな資源と利権が、新たな争いの火種を産み落とす。
希少な鉱脈発掘権を巡る紛争や火星から搬出される資材を狙った宇宙航路上での海賊行為などである。
治安を担う地球連邦軍は、戦後の大幅な軍縮によって即応能力を著しく低下させており、地球圏から遠く離れた火星においては、為す術がないのが現状であった。
その現状を受けた火星開発事業団は自衛のための武装化を余儀なくされる。こうして、軍事請負会社との契約を締結して、独自の警備隊を組織することとなった。傭兵によって構成される事実上の軍の設立である。
この傭兵部隊は、配備された基地の所在地から、通称“エリア88”と呼ばれることとなる――


■PCレギュレーション
ホープ:PL1、NT値0、功績値150
・古参兵:PL5、功績値1000


■使用可能機体
・U.C.0079〜0105までのすべて
※特殊機体(サイコミュ搭載機など)はマッコイ商会の手数料が功績ポイントに別途上乗せされる。