3ヶ月ぶりに「GUNDAM SENTINEL RPG OE」を用いたセッションを開いた。今回は、1回で3シナリオをこなすショート・キャンペーンである。
時代設定はU.C.0098と「逆襲のシャア」と「閃光のハサウェイ」の間に置いた。ここらへんの年代は、公式年表上でブランクとなっている上に、使用可能な機体が豊富に設定できるのが便利で、使い勝手が良い。
また、現在進行中の「ユニコーン」の機体が使えるのもミソだろう。
シナリオ設定は、第二次ネオジオン紛争の終結によって、軍縮の進む連邦軍を退役した強化人間兵が、政府の情報公開によって前歴がマスコミに暴露され、世間に迫害される内にテロ組織に拾われて、核を使用した無差別テロに投入される。そのテロを阻止するというミッション。割と救いの無い話である。
しかし、実際のプレイにおいては、状況描写を軽めにしたので、重い雰囲気になることもなくサクサク進めた、とは思う。
むしろ問題となったのは、GMである自分のダイス目。何故か、このシステムを使うとやたらゾロ目が出るのだ。
普通の判定ではさほど問題は無いが、本シナリオの敵NPCはすべて強化人間なので、主兵装はサイコミュ兵装となる。サイコミュ兵装での攻撃命中判定のゾロ目は、必中の上に二次被害をもたらす。
案の定、各シナリオの最終戦に投入された強化人間兵の駆るNT専用機たちの繰り出す各種サイコミュ兵装は、PC機におそるべき戦禍を叩きだした。
いやあ、オープンダイスによる判定は、恐ろしい。
最終的には、満身創痍ながらもすべてのPC機は生還し、ミッションは成功。セッションは無事終了した。参加プレイヤー諸氏には、感謝したい。


ここ半年あまり、この「GUNDAM SENTINEL RPG OE」を用いたセッションを開いてきたが、このシステムは、もう十分に堪能し、また楽めた、と思う。
ここらが潮時のような気がするので、このシステムはしばらく擱くことにする。
さて、次は何をやろうかな。何時になるか分からない、先のセッションに思いを馳せる。それも、また楽しい。