『荻原朔太郎詩集』河上徹太郎編(新潮文庫
たまには徹底的に虚無的なダンディズムに浸りたいときもある。
そんなときは、荻原朔太郎の詩を、ひとり孤独に口ずさむ。すると、何となく格好良くなった気になれる。
まあ、あくまでもそんな気になれるだけ、だが。
さすがに彼のように裕福な実家も無いので、放埓な生活を楽しむのは到底無理。
せめて雰囲気だけ楽しむのに留めるのが無難だろう。


しかし、良い詩だ。