2006-07-10 ■ 本日の戦利品 『荻原朔太郎詩集』河上徹太郎編(新潮文庫) たまには徹底的に虚無的なダンディズムに浸りたいときもある。 そんなときは、荻原朔太郎の詩を、ひとり孤独に口ずさむ。すると、何となく格好良くなった気になれる。 まあ、あくまでもそんな気になれるだけ、だが。 さすがに彼のように裕福な実家も無いので、放埓な生活を楽しむのは到底無理。 せめて雰囲気だけ楽しむのに留めるのが無難だろう。 しかし、良い詩だ。