寝台特急北斗星
時間が来たので、駅構内の洋酒屋で甘口の白ワインを一本購入して乗り込む。
文庫本でも読みながらちびちびやって、長い旅路の友にするのである。
これで明日の朝には札幌に着いている寸法である。
飛行機での移動は早すぎて、感慨もへったくれも無い。長い移動時間を無為に過ごすのも、また旅の楽しみなのだ。