1. 『眠り姫』貴子潤一郎富士見ファンタジア文庫
  2. GUNSLINGER GIRL 4』相田裕(電撃コミック)

『眠り姫』短編小説集。6篇収録されてるうちの、ひとつ「さよなら、アーカイブ」が個人的にはヒット。
ガンスリ』21、22話と担当官ジョゼ、ヒルシャーの過去に触れる話がいい。政情安定がいかに恵まれた環境であるかと思いを馳せずには居られない。

場所は違うが、アラファトがポックリ逝った後のパレスティナ自治政府の行方も気になる。身びいきな俗物ではあったが、あれでもリーダーシップを備えたカリスマではあった。イスラエルシャロン首相が路線変更をするとも思えない。さらに混迷を深めていくのだろう。