2005-02-09から1日間の記事一覧

『日本の歴史9 南北朝の動乱』佐藤進一(中公文庫) 建武の新政は、開始後2年とも持たずに綻びを生み、やがて自壊へと進んでゆく。武家の棟梁として推戴された足利高氏は中先代の乱を期に関東で独立を図る。こうして、天皇専制と武家政治は完全に別れ、大覚…