『「魔」の世界』那谷敏郎(講談社学術文庫
コンシューマ・ゲームの裾野の広がりとともにとかく名前だけが先行しがちな、「魔」的な存在の紹介書。ギリシャ、北欧、キリスト教系などメジャーな「魔」たちから、あまり知られていないイスラーム、中国、インド系などまで、そのフォロー範囲は広い。入門書としては、良好。