シーパラRPG

ひとまずプレイヤーの立場を考える。当然のことながら、巨像騎士ウィザードを駆る騎士となるわけだが、コンシューマ版のようなSGでないので、自然少人数の集団となる。形式としては、おそらく「2」主人公のような立場がベストだろう。本家「ルリルラ」のような評議会といった組織がないので、「1」のキーワードを拾って以下のような設定を考えてみる。

「神鎚軍の活発化に伴い、辺境域では深刻な被害が続いていた。神鎚軍へ合流する魔獣属、恐竜属による無軌道な襲撃が多発し、多くの村落が壊滅している。すでに辺境に配備されている正騎士団だけでは、とても全てを守れる余裕はない。また多くの騎士が戦いの中、散ってゆく。新たな騎士が必要なのだ。そこで辺境領主たちは、新たな騎士団の設立を構想する。すでに神鎚によって滅びた国の騎士、神鎚の脅威に敢えて立った義勇の士、死の危険を稼ぎにする傭兵、そういった神鎚に立ち向かおうとする猛者たちを募り、新たな騎士団を作るのだ。同時に、主と死に別れた傷心の精霊、未だ主を持たぬ生まれたばかりの精霊など、騎士と番う精霊も集められる。また、打ち捨てられた古兵たる巨像騎士も再び戦場へと駆り出される。こうして、あなたは新たに設立された辺境騎士団に入隊する。神鎚の脅威に対する最後の楯として……」

とか何とか。こういう設定なら様々な来歴のキャラクターが設定可能。かつバックボーンとなる組織(辺境騎士団)に属しながら、雇われ仕事で幅広いミッションが請けられる。戦果次第によっては、ファンラント騎士団のように本国である帝国に引き抜かれる可能性も出てくる。もちろん神鎚や妖魔からスカウトもあるかもしれない。なかなかよさげ。